専修学校・講師紹介
講師紹介
しかし未知の問題や疑問への関心はこの球体が外界と接触する表面部分から生まれます。
知れば知るほど球体は大きくなりますが、同時に球体表面は広くなり、解らないこと、知りたいこともどんどん増えていきます。
多くを知ると知らないことが減るのではなく、逆に増えていきます。
その時に生れる「もっと知りたい」「さらに知りたい」という内発的な欲求の開発こそ、私達が身を置く、専門教育機関なのです。
これからも、学習効率を高められる環境を学生に提供してまいります。
山中 浩(Hiroshi Yamanaka)
食品工学の経験35年
食品安全に危機管理という言葉はありません。
危機管理というのは核戦争抑止論から生まれた言葉です。
本来、「危機」という言葉は管理できない状態をいいます。管理できるときに管理するものなのです。
日本人は長い歴史の中で絶えず今日まで発展してきました。
「備えあれば憂いなし」「ころばぬ先の杖」なのです。
ことわざに表現されているように危険に対してかなりうまく対応しています。
「安全」という言葉は、「平和」という言葉と並んで、あるいはそれ以上に、私たちの時代のキーワードのひとつになりました。
しかし「安全」を論じるにはまず「安全」が何なのかを定義しなければいけないのです。
何気なく素通りしてしまう、食品を通じて、その意味が伝われば幸いです。
佐藤 忠昭(Tadaaki Satoh)
どんなに優れた商品でも,それを製造する技術や設備なしには生産できません.生産量が多くなればなるほど,その製品をどのように製造するかが重要な問題になってきます.十分な検討なしに製造を行えば、事故に繋がりるばかりか、人体や社会的被害をもたらすかもしれません
社会を作るのは人間であり、人間を作るのは「食」です
「食品による危害から、生命(健康)を守る」ことが何より優先されます。
食品工学には食生活に役立つことが、あふれてます。
なぜなら、食品は人間関係の象徴でもあり、文化そのものです。
食品工学科の教育目標は、得た知識を通じて他者と繋がり合うためです。
ベビーフードを生産すれば、その先には幼児の顔が見えます。
食品工学科の学習が、自分のためにだけでなく、他者のために、他者と共に生きるためになるかどうかです。
食品工学の知識を学習し、自分の人生を生き抜くための素材として、いつでも使えるようにすることです。
食品の技術や技能は忘れることはありません。
なぜなら毎日、食品と触れ合うからです。
田西広吉 (Hiroyoshi Tanishi)
ISO22000の経験歴9年
安全性を求めるには徹底的に点検・検査しかないのです。
食品管理のもっとも恐ろしい敵は「疲労」です。
なるべく少ない費用と労力で、大きな安全を確保して保証する品質保証・品質管理を実学で対応していきます。
食品工学に限らず、さまざまな分野に応用できるPLATFORM(プラットフォーム)として、学習支援します。